床って常に体に触れているし、家づくりにおいては重要な部分ですよね😀
我が家では、メインの床材を無垢床にしましたが
ここでは、無垢床のメリット・デメリットを紹介したいと思います。
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無垢床のデメリット
傷がつきやすい
複合フローリングに比べると、無垢床は柔らかい素材が多いため、傷がつきやすいです。
ただ、傷はつきやすいですが、やすりをかけて
水とアイロンである程度は目立たなくなるので
きちんとお手入れをすることできれいな状態を保てます。
また広葉樹の無垢床であれば、素材が硬いので傷もつきづらくなります。
無垢床に使われる木材には以下のようなものがあります。
- 広葉樹:クリ、ヤマザクラ、ウォールナット、メープル、バーチ
- 針葉樹:スギ、ヒノキ、パイン
水や汚れに弱い
無垢床は水分を吸収しやすいため
飲み物等をこぼすと水分を吸収し、反りや膨張の原因になります。
また、すぐに拭き取らないとシミの原因にもなります。
伸縮、反りが発生する
無垢床は、温度や湿度の変化により伸縮や反りが発生します。
伸縮することで、床材に隙間ができホコリ等が入り込むデメリットもあります。
ただし、幅の狭い木材を使用することで伸縮量を抑えることができるので
隙間が気になるのであれば幅の狭い床材にすることも1つの手です。
色のバラつきや節が気になる
天然の木材を使用しているため、似たような色の木材を使用してもバラつきが出ます。
また木の種類にもよりますが、節が多いと気になってしまう場合もあります。
複合フローリングのようにプリントであれば、均一な色で節もなくすことができますが、
気になる人にとってはデメリットとなります。
床暖房が使えない
床暖房の熱や乾燥により、床材にヒビ割れ等が生じるため
無垢床と床暖房を併用することは難しいです。
床暖房に対応した無垢床もありますが、金額が上がってしまいます💦
ただし、無垢床であれば足元も冷えづらいため、床暖房を設置する必要はないかと思います。
無垢床のメリット
木のぬくもりを感じられる
天然木の香りや肌触りを感じられることが、無垢床の1番のメリットだと思います。
複合フローリングのように、冬の冷たさや、夏のペタつきもなく
気持ちのいい木のぬくもりを感じることができます😀✨
湿度を調湿してくれる
天然の木には調湿作用があるため、部屋の湿度を快適に保ってくれます。
湿度が高いときは水分を吸収し
湿度が低く乾燥しているときには、吸収した水分を放出してくれます。
木の風合いを楽しめる
デメリットでも挙げましたが、同じ木目はなく、色のバラつきもあります。
また経年変化により、色味も変わってくるため
これらを楽しめる人にとっては、無垢床を採用するメリットになります。
我が家で採用した床材
我が家では、キッチン、トイレ、脱衣室をクッションフロア
それ以外の部屋をバーチという無垢床にしました。
(バーチは、カバノキ科の広葉樹で、日本では「カバ」とも呼ばれています。)
水回りは、クッションフロアにして水に強くしました。
私たちの工務店では、無垢床が標準ということもあり
複合フローリングからの差もそこまで大きくなかったため無垢床にしました。
今後、経年により変化していく様子を楽しめたらと思います。
この記事が、無垢床を採用しようか迷っている人の参考になれば嬉しいです😀✨
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